子ども食堂。
最近全国に広がりつつある活動です。
経済的な理由から、家で満足な食事を取れない子どもに暖かい食事を提供する――
趣旨に賛同した地域のボランティアや、子育て支援などに携わる大人が運営に参加します。
ニュースタートが活動する千葉県市川市でも、子ども食堂が開催されるようになりました。
あちこちの施設で順々に開催していますが、ニュースタート行徳センターもそのひとつです。
これまで5月、7月、9月と計3回開催しています。
土曜日の鍋会と一緒の時間なので、若者と子どもとの触れ合いの場にもなっています。
子どもたちと遊んだ若者と、実行委員会である「ダイバーシティ工房」のボランティアスタッフの方から感想をいただきました。
子どもと触れ合うのは好きで、体力には自信があるので、やってみようかなと思って第1回から関わっています。
実際に参加してみて、こどもは、とにかくパワフル、同じテンションだとこちらが先に息切れすることも。
当然、一人ひとり個性があって、ボール遊びしたい子、ごっこ遊びしたい子、乗り物動かして欲しい子など様々。
順番待ちは出来る年齢層だったので、一緒に数えながら交代することができました。
試しに名前を覚えさせてみたりしたんですけど、大体次に会った時忘れられてました…。
子ども達が提案する遊びでも、できるだけ多人数で出来る遊びにするようにしました。
「子どもだから」と思ってこちらが負けてあげなくても大丈夫で、負けても喜んでる子もいるし、わざと負けると怒る子もいるんだなと。
“たかいたかい”とか、持ち上げてグルグル回すなどスリル好きな子が多い気がします。こっちは相当疲れるんだぞ!!!
なかなか遊びの輪に入ってこれない子もいましたが、本当に参加したくない子はいないと思うので、そういう子が「次も来たい」と思えるように、「一緒に遊ぼう」と声をかけるようにしました。
ただ遊ぶ場所ではなく、みんなで食べる場所なので、食事は食事、遊びは遊びでメリハリつけさせるのが大切さだなと思いました。
イベント的に、母の日に折り紙をしたり、夏にかき氷など準備してみたら、すごく喜んでくれて、こっちも満足しました。
これからもいろいろ工夫してみたいことがあります。
季節の楽しみを準備して、秋は焼き芋、冬はすき焼きかとか、春は花見にも行けたらいいねと思ってます。
自由でいられるといいますか、子どもたちにとっても同じではないかと思います。
子どもたちが多様な価値観に触れられる場になればという思いで続けていきたいとも思っているため、いろいろな大人に出会える場で開催する意義は大きいと感じています。
今後もニュースタートでの子ども食堂を開催していきます。
若者たちにとっても、いい経験になればいいなと思います。
同じ引きこもり・ニート状態であっても、その状況はそのご家族によってみな違います。
ニュースタート事務局では、ニート・引きこもりの解決のために、あなたの息子さん・娘さんに最もよいと思われる方法を、豊富な経験からご提案いたします。