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明日が楽になるヒント集『勝ち負けから降りる生き方』

書籍の紹介

『勝ち負けから降りる生き方』
二神能基 著
2009年11月 東洋経済新報社 刊

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勝ち負けから降りる生き方 | 二神能基 |本 | 通販 | Amazon

定価1,470円 ニュースタート事務局にて販売中!

内容

「いい学校、いい会社」のコースを順調に進んでいる人は「勝ち組」
そこから外れた自分は「負け組」
きちんとした仕事を見つけて、「勝ち組」に戻りたい――
若者支援をしていると、よく聞く言葉です。
高度成長期は誰もが自然に「勝ち組」になれた時代でした。
そんな「上り坂の時代」から「下り坂の時代」に入り、いわば日本人はこれからみんな「負け」ていくのです。
なのに、昔のような「勝ち組」を目指してしまう。
うまく 「勝ち組」になれても、勝ち続けなければ「勝ち組」でいられない
「勝ち負け」理論の危険性と、その中で動けなくなっている若者の現状、「勝ち負け」ではない違う価値観について展開していきます。
明日がもっと楽になるヒントが満載です。

目次

はじめに
 みんなが「勝ち負け」にとらわれる時代
 「勝ち負け」は結局、結婚、出産、育児にも
 誰もが「勝ち組」になれた時代
 時代は変わったのに、価値観は同じ
 「勝ち負け」の論理が浸透した
 「勝ち負け」とは違った価値観で生きるには

第1章  ●みんなが「勝ち組」をめざす時代
 子どもはみんな「勝ち組教育」
 加熱する中学受験
 親の「正社員」志向
 子どもに「負けて」ほしくない
 若者にも根強い「正社員」志向
 マスコミの影響
 「負け組」は「勝ち組路線」に戻ろうとする
 ワーキングプア内の「枠内移動」
 ニートの若者が動き出せない理由
 「自己評価の耐えられない低さ」が動き出せない一因
 フリーター労働の実態
「正社員=安泰」ではない
 「勝ち組」はさらに「勝ち組」をめざす
 うまく踊らされる若者
 社会の構造が変わった――「労働の二極化」
 正社員内の枠も狭く――「勝ち組の二極化」
 「歯車」でさえなく「パーツ」になった
 企業にも上司にも余裕がない
 社会に出る前に人生を諦める時代

第2章  ●「勝ち組」の焦りと不安 ―― 「勝ち組」は本当に幸せか?
 「勝ち組サラリーマン」はむなしい
 勝ち続けないと「勝ち組」ではない
 正社員の「負け組コンプレックス」
 「過剰な自信」と「過剰な不信」の狭間で
 上昇志向の窒息死
 仕事になんか期待するな
 「成功法則」に従っても成功するとは限らない
 アメリカ人の最大の目標は「リタイア」
 「成らぬことは、成らぬこと」
 人はそんなに成長しない
 社会的評価は50点くらいが一番健全
 降りることで、かえって強くなれる

第3章  ●それでも人はなぜ「勝ち組」をめざすのか?
 それでも人は「勝ち組」をめざす
 「親の価値観」という呪縛
 いまの若者は「親を喜ばせたい」
 母親のまなざし
 学校での「洗脳」
 「3つの体験」不足
 「友達偏差値」という言葉
 「友達」不在の時代
 「つながり不足」がもたらすもの――①激しい自己肥大
 「つながり不足」がもたらすもの――②完璧主義
 「つながり不足」がもたらすもの――③他人に助けを求められない
 「つながり不足」がもたらすもの――④わかりたがり病
 「つながり不足」の背景――①孤立インフラ
 「つながり不足」の背景――②自閉する核家族
 仕事が中心の世の中になった

第4章  ●「勝ち負け」から降りる第1歩 ―― 仕事に何を求めるか
 仕事に「生きがい」を求める若者たち
 仕事に「生きがい」を求めるな
 「働く=疲れる」というイタリアの価値観
 「仕事の成功」と「生活の充実」はトレードオフ
 「3つの世界」を持つ
 職場以外での自分の「居場所」を見つける
 「仕事」を生活の中心にするな
 「働き」と「役立ち」は両立しにくい
 「3つの世界」は人生のリスクヘッジ
 「仕事中心主義」の代償
 「3つの世界」は「時間差両立」で実現する
 「やりたいこと」など見つからない
 「一番いやでない仕事」から始める
 「人生のテーマ」は人と会わないと見つからない
 人生は「副産物」しか実らない
 「無駄の効用」を知る
 「無駄なこと」が専門性になる
 私の人生も道草だらけ
 「小さな自分」を発見する

第5章  ●「勝ち負け」から降りる生き方
 「3つの体験」を重ねる
 「人のつながり」は「場のつながり」から生まれる
 「つながり」を増やすために
 ネットから離れる時間を増やす
 自分ができる「役立ち」とは
 本当の人脈とは
 「家族」に依存しすぎるのは危険
 「自立=一人で生きていくこと」ではない
 経済的自立と精神的自立
 「出来損ない同士」が肩を寄せ合って生きる
 「パラサイト・ダブル」でいこう
 人に迷惑をかけてナンボ
 人生は「プロセス・エンジョイング」
 「プロセス」を楽しむための「ユーモア」のセンス
 「二者択一」ですべてを割り切らない
 人生を「面流」に生きる
 子育ても「ロング」「ワイド」「パーソナル」で考える
 たかが・されど理論
 「勝ち負け」よりも「味わい」を

おわりに
 「五部の魂」を大切にしてほしい

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『勝ち負けから降りる生き方』は、ニュースタート事務局にて、1,470円で販売中です。

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