『「引きこもり」から「社会」へ ~それぞれのニュースタート』
荒川龍 著
2004年2月 学陽書房 刊
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「引きこもり」から「社会」へ: それぞれのニュースタート | 荒川 龍 |本 | 通販 | Amazon
定価1,575円 ニュースタート事務局にて販売中!
この本には、かつて学生や社会人だった6人の引きこもり経験者、引きこもりの息子をもつ1人の母親、 そして引きこもる若者を引き出そうと奮闘する1人のスタッフ (「レンタルお姉さん」として活動)の生き様が描かれています。
若者たちは、不登校や引きこもりを経て、あるいはニュースタート事務局での共同生活や仕事体験を通して、 いったい何を学びどう変わっていったのか。
引きこもりの息子との日々を通して、母親は何を思いどう行動したのか。
レンタルお姉さんは、引きこもる若者たちとどう向き合おうとしているのか。
8人全員が実名で登場し、「引きこもり」をめぐる生の声を収録した内容となっています。
今回登場する8人は、それぞれがそれぞれの考えや想いを持って行動しています。
その歩みは決して速いとはいえないかもしれません。
またそれらは、必ずしも同じゴールに帰結しないかもしれません。
しかし「引きこもり」という状態を実際にまた身近に体験して、そこから発せられた声というのは、 引きこもりに悩んでいる人のみならず、多くの人の心に訴えかけるものがあるのではないでしょうか。
第一章 ●「友達関係を切るなんて簡単なんです」と語った彼女がみせた変化
仕事体験での嬉しい発見
「友達関係を切るなんて簡単なんです」
初めて自分の本音をあかして
ホスピス研修で見つけた自分に必要なもの
第二章 ●福祉の仕事を経て見つけた「出口」を手作りする場所
「レンタルお姉さん」
引きこもりを長引かせてしまう親
自分で選んだ職場での挫折
「相手を信じて待つ」
「出口」を手作りする場所
第三章 ●“ロン毛”から坊主頭へ、プログラマーをめざして修行見習い開始
引きこもった子供に親ができること
「不登校」という初めての強い欲求
抵抗もなくNSへ入寮
「達成感? 別にありません」
奇妙な面接
丸裸の弱っちい自分
第四章 ●息子の引きこもりを通して見えてきた母親の駄目さとせつなさと
突然の留年通知
暗中模索の日々
手のかからない子供
「やっぱり母親はだめだなぁ……」
スローな若者を活かせる場所
「もう、がんばらない。」
子離れ親離れができない母子
母親の悲しい性 (さが)
第五章 ●約五年間の引きこもり生活を解消した彼が踏み出せない一歩
「引きこもり」への先入観のゆらぎ
「ダメな自分をさらしたくない」
引きこもった原因への自問自答
あまり意思表示をしない子
「マスコミは親を責めるけど……」
『SLOW WALK SHIKOKU 88』
NSへの引きこもり
第六章 ●他人の目が気になって仕方なかった彼が見つけた働き甲斐
知的障害施設『イクトス』
周囲から浮いていった理由
「自分は嫌われている」という不安
初めての共同生活と海外MR体験
「口」の字型に刈り込まれた後頭部の秘密
鏡のように自分の言動がはね返ってくる場所
同じ目の高さでつながれるセンス
第七章 ●引きこもり六年半の元社会人が本音を言えるようになった理由
普段料理の店「マンマ」
「叱ることなんてできない」
会社は辞めたけど……
つまずいた過去が生きる仕事
30代後半にして起こった変化
暴走してしまう、もう一人の自分
第八章 ●「大人も会社に引きこもっている」と言った彼は旅行添乗員で再出発
鼻持ちならない嫌味なヤツ
「休学」という選択
いじめられないための処世術
膨れ上がったプライド
「無駄なことがしたい」
会社に引きこもる大人たち
『「引きこもり」から「社会」へ ~それぞれのニュースタート』は、ニュースタート事務局にて、1,575円で販売中です。
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