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問題解決のキーワードと12人の事例『引きこもりの7割は自立できる』

書籍の紹介

『引きこもりの7割は自立できる』
二神能基・久世芽亜里 著
2023年10月 新潮新書 刊

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引きこもりの7割は自立できる (新潮新書) | 二神 能基, 久世 芽亜里 |本 | 通販 | Amazon

定価858円 ニュースタート事務局にて販売中!

内容

本の最初と最後である1章と6章二神能基が、その間の2~5章久世芽亜里が担当しています。
二神は、「引きこもりは解決できないと諦めてしまう人の増加」「引きこもりは今後減っていく」など、引きこもりに関する全体的な話を展開しています。
久世は、ニュースタートが基本としている考え方、4つの「引きこもり支援のキーワード」を事例と共に紹介しています。
一般的な引きこもり支援でよく言われるような、「まずは親子の対話から」「信じて待つ」「本人の意思を尊重」には、どうしても限界があります
それ以外で解決した事例もお読みいただきながら、引きこもり支援には何が必要なのか何が足りなくて引きこもりが長期化し人数が増えたのか、考えてみてください。
引きこもりの人の7割が実は自立できる、問題は解決できるのです。

試し読み

文春オンラインに、書籍から抜粋された内容の記事が掲載されています。
試し読みに近い感じでお読みいただけると思います。

引きこもりを「家族だけで対処すべき問題」と考えてはいけない理由…「誰かに相談するのは恥」と思ってしまう家庭も (文春オンライン)
https://bunshun.jp/articles/-/66900

「親だけで解決できる問題」だと思ったら大間違い…“引きこもり”が長引く家庭・早期解決できる家庭の違い (文春オンライン)
https://bunshun.jp/articles/-/66901

【引きこもり解決事例】10年引きこもっていたのに「仕送り」をやめた途端に再就職…社会復帰できずに苦しんでいた息子が「本当に求めていたもの」 (文春オンライン)
https://bunshun.jp/articles/-/66902

【引きこもり悪化事例】「もう訪問は結構です」引きこもりの息子の社会復帰を「信じて待つ」ことを選んでしまった“親の失敗” (文春オンライン)
https://bunshun.jp/articles/-/66903

関連コラム

各章のもう少し細かい内容や、事例については、こちらの3本のコラムでも説明しています。

『引きこもりの7割は自立できる』目次紹介
事例から見る『引きこもりの7割は自立できる』(1)
事例から見る『引きこもりの7割は自立できる』(2)

目次

第1章 子どもを犯罪者にしないために 二神能基 
 農林水産省元次官の息子殺し
 問題を家族で抱え込むな
 母数が増え、引きこもりの犯罪も増えた
 「どうせ解決なんて無理」というニヒリズム
 考えるよりも行動を

第2章 家族をひらく 久世芽亜里
 事例①
 「引きこもりは家族の問題」という世論
 家に抱え込んだら長期化まっしぐら
 親はひとつの事例しか知らない
 親は親。支援者にはなれない
 親がまず子離れせよ
 地元から離すことの効果
 家の外では子どもは違う顔を見せる
 親の考える「理由」はズレている
 第三者を家に入れる
 第三者に子どもを委ねる
 事例②
 事例③

第3章 「信じて待つ」は3年まで 久世芽亜里
 30年言われ続ける「信じて待ちましょう」
 いったい何年待つべきなのか
 抜け出した人は3年以内が大半
 ニュースタートの支援はおよそ2年
 3年経つと「引きこもりの心と体」になる
 引きこもりとゲームの関係
 居たくて家に居るわけじゃない
 最初の1年の対応を間違えると家は居場所になれない
 親も引きこもりに慣れていく
 いつもの親子の会話パターンが出来上がる
 3年で引きこもりが「固定化」する
 3年過ぎたら第三者の支援へ
 支援はどんどん変えていい
 「断らない支援」というトラップ
 つながり続けることが自己目的化していないか
 リスクのない選択肢はない
 待つことにもリスクがある
 「信じて待つ」から「信じて背中を押す」へ
 8050問題を前にしても「引きこもりでいい」と言えるのか
 事例④
 事例⑤
 事例⑥

第4章 「まず親子の対話から」という誤解(久世芽亜里)
 支援の主流は「まず対話を」
 親の相談を受けるのは次善の策でしかない
 厚生労働省「ひきこもり支援ガイドライン」の中身
 親子の対話のステップで止まっている人が大半
 世代による価値観の違い
 親だからこそ言えないことがある
 一度失った信頼はなかなか取り戻せない
 心配そうな親の目線に縛られる
 実はコミュニケーション能力がないのは親の方
 嫌われたくなくて本音が言えない親
 「本人の意思尊重」の落とし穴
 子どもの奴隷になったら対話は不可能
 「親子だから分かり合える」は幻想
 むしろ家族以外との対話を目指す
 事例⑦
 事例⑧

第5章 引きこもり支援のゴールは自立である 久世芽亜里
 自立に繋がらない支援
 「引きこもりでもいい」では救われない
 安易に病院に連れて行かない
 居場所から次に行かない危険性
 勉強を逃げ道にしてしまう
 「普通になりたい」と言う若者たち
 自立できたら自信が持てる
 働けと言ってはいけない
 「どんな仕事がやりたいの?」と聞かない
 家に居たままで働いても長続きしない
 就労支援より「幸せ支援」
 自立できないなら家族信託や死後事務委任契約を
 「自立できる」と信じて背中を押す
 事例⑨
 事例⑩
 事例⑪
 事例⑫

第6章 一番イヤでない仕事で食い扶持を稼げ 二神能基
 「失われた30年」とぴったり重なる
 欲しいものがない
 やりたいこともない
 下流志向
 「役に立っている」と思えれば頑張れる
 「一番イヤでない仕事で食い扶持を稼げ」
 「お国のため」にも自立を
 今後は引きこもりすら減っていく

購入方法

『引きこもりの7割は自立できる』は、ニュースタート事務局にて、858円で販売中です。

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