※当ページは2023年秋の企画です。2024年秋のお遍路企画はこちらから!
四国遍路、それは自分の心を歩く道。
ただひたすら歩くことで研ぎ澄まされていく自分。
その奥にある何も変わらない自分。
弘法大師が修行した道へ、自分自身に会いに行こう。
目次
引きこもり・ニート当事者が自分なりの生き方を見つける企画、「ニュースタート遍路」を開催することにいたしました。
スタッフが同行し、2ヶ月をかけて四国を一周します。
四国の豊かな自然と文化の中で、人々とのふれあいや自分自身との対話を通じて世界を広げ、自立のための力をつけていく体験型ツアーです。
山口さん 【26歳男性・中学生から約12年ひきこもり】
刺激のない日々に退屈していた頃、ニュースタートのスタッフに誘われ、参加を決めました。最初は、田舎の景色を楽しみながらのんびり歩いてみたかっただけで、「無理だと思ったら帰ればいいや」くらいの気持ちで出発しました。
自然豊かな景色も最高でしたが、四国を歩いていると、ほぼ毎日、道中のどこかで野生の蜘蛛を発見します。昨日とは違う場所を歩いて、昨日とは違う人と出会う旅の中でも、同じように繰り返される”充実した毎日”を象徴する存在でした。
地元の人たちは、私のことを「ひきこもりの◯◯」ではなく「お遍路さん」として応援してくれました。遍路装束をまとって歩いているだけで、自分の”性格”とか”能力”とか”経歴”とかに関係なく、自分自身の意志とも関係なく、無条件に”ありがたい存在(価値のある存在)”として扱われます。道端で畑仕事をしている人がみかんをくれるとか、飲み物をくれるとか……そんな体験をしたのは初めてでした。
以前は「ありがとう」とひとに感謝するのが苦手で、ひとから感謝されるのもあまり好きじゃなかったんですが、四国のお接待文化に触れるなかで、素直に受け入れられるようになっていきました。
引きこもりなどの若者2人が「結願」 歩き遍路2カ月(朝日新聞デジタル 2022年11月24日)
ひきこもり経験の若者をお遍路で支援 2か月でついに(NHK徳島NEWS WEB 2022年12月8日)
脱ひきこもりの1200キロ 四国遍路で「何かが変わった」…支援20年のNPO 222人が挑み、8割社会復帰(読売新聞オンライン 2022年12月27日)
ニート・ひきこもり・目的喪失の若者(18~45歳)
2023年 9/16(土)〜11/17(木)(63日間)
9/30(土)~12/1(金)
※日程が変更になりました(9/5追記)
10名(実施最小人数3名)
55万円(宿泊費・食費・同行スタッフ等サポート費)
※集合場所(お遍路ハウス一番門前通り、徳島県鳴門市)・解散場所とご自宅間の交通費は含まれておりません。
各会場 説明会14:00〜15:00
個別相談 15:00~16:00
Zoomにて実施予定、詳細はメールにてお知らせします。
お問い合わせフォームから普段お使いのメールアドレスを必ずご記入のうえ、お申し込みください。
※各回要予約
参加者本人のみ・親御さんのみのご参加でもかまいません。
ひきこもっている若者が参加できるよう、事前にお手伝いすることも可能です。お早めにご相談ください。
詳細はこちらの「スタッフ募集」のページをご覧ください。
同じ引きこもり・ニート状態であっても、その状況はそのご家族によってみな違います。
ニュースタート事務局では、ニート・引きこもりの解決のために、あなたの息子さん・娘さんに最もよいと思われる方法を、豊富な経験からご提案いたします。