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ニート・引きこもりの子どもを動かせない親、10のパターン

2018年10月1日

 

 ニート・引きこもりの子どもが、自ら動き出すのを待っていませんか。

親として、頑張ってわが子に働きかけているけれど、うまくいかないと思っていませんか。

 

今回は、親が子どもを動かしてもいい理由と、うまくいかない親の10のパターンをお伝えします。

 

親が子どもに働きかけて、子どもを未来に動かしていきましょう。


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親が子どもを動かせば、問題が解決する

 

 

親が動かすケースが増えている

 

 

いつか子どもが動き出すのではと、見守っているけれど。

親にできることが分からず、何もしていなくて。

親として、できることはやっているつもりなのに。

 

それでも、子どもは動き出してくれない。

ただ時間だけが過ぎていく。

 

子どもの引きこもりやニートで悩む親たちから、そんな声が聞こえます。

 

ですが支援の現場では、ここ数年である変化が起きています。

親が本人を動かすケースが増えているのです。

 

親の説得でしぶしぶ、または半ばあきらめて支援を受け始めた彼ら。

それでも、きちんと自立などの結果に結びついていきます。

 

親の意志でも結果が出るのは、2つの理由があります。

 

 

子ども自身が動き出せない

 

 

1つ目の理由は、子ども自身が動けない状況にあることです。

 

子ども本人の意志に任せようにも、その意思はとてもあやふやです。

多くは今の状況から抜け出した経験もなく、仕事の知識もあまりありません。

そんな状況の彼らから、いい考えが出てくる可能性は低いでしょう。

 

そして何もしないまま1年も過ぎると、どんどん動けなくなっていきます。

体も心もマヒしたように動きづらくなり、変化への恐怖も高まります。

本当は動き出せる力を持っていても、その力を使えなくなっています。

 

子ども本人からはいい考えが出にくく、もし出てもその通りに動けるとは限りません。

子ども自身が動けないなら、親が動かしていくしかないのです。

 

 

社会が受け入れてくれる時代になった

 

 

2つ目の理由は、時代が変化していることです。

 

ここ数年で一気に人手不足になり、就労がしやすくなりました。

実際に支援をしていても、本人が動けばバイトはほぼ100%見つかります。

厚生労働省の調査でも、ニートや引きこもりの人数は半減しています。

 

私たちが支援を始めた25年前は、厳しい時代でした。

せっかく親が動かして就労させようとしても、社会の壁に叩かれてしまう。

そして余計に本人が傷ついてしまうのです。

親が動かして就労に、と言うのは難しい時代だったと思います。

 

今は人手が欲しいので、以前なら通用しなかった人でも、会社は受け入れてくれます。

例えば、少し嫌なことがあるとすぐ無断欠勤してしまうタイプは、今も昔もいます。

昔ならクビでしたが、今は翌日社長が迎えに来る、なんてことまであります。

 

社会の側が受け入れる体制になっていますので、親が動かしてでも、どんどん送り出せばいいのです。

そうしているうちに働くことに慣れて、育ててもらえます。

年数がたてば、自分の道を考えるようにもなるでしょう。

 

親が動かしてでも、外に出せば解決する時代が来たのです。

 

 

親の対応の差が、結果の差になる

 

 

ニートや引きこもりが解決しやすい時代になり、実際に人数も減っています。

ですがその人数とは、39歳以下のもの。

実際は40代以上で長期のニートや引きこもりは、かなりの数だと思われます。

 

さっさと子どもを動かせる親と、長期化させてしまう親。

この二極化が進んでいます。

 

そしてこの2つグループの差は、子どもの抱える問題の大きさはあまり関係ありません。

どちらかと言うと、親の対応の違いが大きい印象です。

 

大変な問題を抱えていても、動かしきる親もいます。

親がほんの少し働きかければ解決しそうなのに、それをしない親もいます。

 

先ほどの2つの理由を思い出してください。

親が動かしても、きちんと結果は出ます。

 

これ以上ニート・引きこもりを長引かせても、解決が大変になっていくだけです。

まず親が、「自分が動かす」と決断しましょう。

 

 

動かす方向は、第三者の客観的な意見を聞いてから決める

 

 

「動かす」と言っても、どの方向に動かすかは、子どもの状況で変わります。

 

引きこもりであれば、家から出すように。

ニート状態なら、働くように。

他人とのコミュニケーションが苦手なら、いろいろな会話の練習の場に出るように。

病気の症状がひどければ、まず病院へ。

親が動かすのは難しく、親は手を離して第三者にゆだねる決断をするしかない場合もあります。

 

この方向を間違えると、どんなに働きかけてもうまくいきません。

ですがここを間違えている親が、かなりの数いらっしゃいます。

 

強く就労支援へ押せばいいのに、まず病院へ行かせようとする親がいます。

逆に、まずは病院に行くべき状況なのに、就労支援を考える親もいます。

 

動かす方向を決めるには、支援経験者の客観的な意見を入れるようにしてください。

支援機関や団体などに、一度相談に行くことをお勧めします。

 

 

動かせない親はパターンがある

 

 

動かす方向、目指す方向は、それぞれ違います。

ゴールがバラバラですので、「こうすれば動く!」という唯一のやり方はありません。

 

ただ親たちを見ていると、陥りやすいパターンがあります。

方向は間違っていないのに、動かしきれないのです。

 

そこで次の章では、子どもを動かせない親の10のパターンを紹介します。

 

自分がどれか1つでも当てはまるものがないか、考えてみてください。

1つでも当てはまれば、子どものニートや引きこもりを長期化させる可能性があります。

 

 


 

 

子どもを動かせない親、10のパターン

 

 

①小さな目標を立てる親

 

 

引きこもりなら、「家から出す」

ニートなら、「働かせる」

親だけではどちらも難しいなら、「第三者による支援を入れる」

 

どこに向かって動かすかは、このくらい大きな目標を立てるべきです。

 

「久しぶりに子どもと会話ができた」

「お皿を洗ってくれるようになった」

こういった小さい変化を喜び、満足してしまう親がいます。

 

例えば目標を「まずお皿を洗ってくれること」にするとどうでしょう。

 

一つ目標をクリアすると喜び、次の目標を立てるまでまた時間がかかります。

いちいち止まっていては、いつまでたっても大きな結果は出ません。

 

家の中に役割ができると、安心してますます外に出なくなる場合も実はあります。

一見進んでいるようでも、引きこもり解決という本来の目的とは、ズレていってしまいます。

 

小さい目標を見ていると、なかなか大きな一歩が踏み出せません。

本来の目的からズレてしまう場合もあります。

そうして結局、何も動かせないまま何年もたっている、という状況になりがちです。

 

大きな目標をきちんと立てて、どう動かすかを考えるようにしましょう。

 

 

②自分だけで何とかしようとする親

 

 

「子どものことは、親である自分が何とかしたい」

「自分のやり方でやりたい」

 

そう言って第三者の介入を嫌がる親がいます。

 

もちろん子どもに積極的に関わろうとする姿勢は大切です。

ですがどうにもできないまま、何年もたってしまう場合があります。

 

覚えておいていただきたいのは、どんな支援も万能ではない、ということです。

 

どんなにいい支援でも、その子どもに合わない場合があります。

2年でいい結果が出なければ、そう判断するべきです。

小手先のやり方の変更ではなく、支援団体そのものを変える方がいいでしょう。

 

それは、親であっても同じです。

2年で結果が出ないなら、自分はわが子に合う答えを持っていないと考えてください。

支援団体など第三者の力を借りてください。

 

親だけでやることに、こだわりすぎないようにしましょう。

その間に子どものニートや引きこもりが長引いてしまいます。

 

もし親だけでやるなら、その期間は最長でも2年までにしてください。

 

 

③夫婦の意見が一致しなければいけないと思う親

 

 

「夫婦そろって問題に向かわなければ」

「まず夫婦の話し合いをしなければ」

 

こう思っている方が、少なからずいらっしゃいます。

 

例えば、ニートの子どもを見て母親は「誰かのサポートがいる」と思い、父親は「ただの怠けだ」と思う。

第三者による支援を入れるかも、よくご夫婦で意見が分かれます。

 

もちろんご夫婦の意見が揃う方がいいのですが、全員がそうは行きません。

 

相手の意見を変えるというのは、とても大変なことです。

最後まで片方の意見が変わらない例も、いくつも見てきました。

 

父か母のどちらかだけでも、子どもを動かすことは可能です。

 

ある程度夫婦で話して意見が合わないなら、意見が合うことを諦めるのも一つです。

夫婦の意見を合わせようとしているうちに、子どものニートや引きこもりは長引きます。

 

「自分だけで動かそう」 そう決断して、早く子どもに働きかけましょう。

 

 

④心配しすぎてしまう親

 

 

子どもをいざ動かそうとすると、色々と心配になってしまう親がいます。

失敗を気にして、あれこれと考えすぎて、何もできないままでいるのです。

 

子どもが「わかった、家を出る」と言うと、「大丈夫なの?」と聞いてしまう親もいます。

すると子どもも心配になり、「じゃあやめる」と言いだします。

 

心配だけしていても、何も始まりません。

具体的な行動ができないまま、時間だけが過ぎていきます。

 

100%成功する、何の心配もないやり方なんてありません。

 

実際に子どもを動かした親も、心配がなかったわけではありません。

「心配だけど、やるしかない」

そういう気持ちで、心配を振り切って行動しただけなのです。

 

目先の細かいことを心配するのはやめましょう。

5年後10年後このままだったら・・・という大きな心配こそ、していただきたいと思います。

 

 

⑤1回の働きかけで何とかしようとする親

 

 

子どもを動かすには、親の働きかけが必要です。

できれば1回の働きかけで何とかしたい、と思われるのは当然のことでしょう。

 

ですが実際はそううまく行きません。 

特に引きこもって何年もたつと、どんどん動かしにくくなります。

1回や2回では難しく、何度も働きかける必要があります。

 

1回で何とかできる働きかけの方法を探していると、いつまでも見つかりません。

そんな魔法のような言葉はないのです。

 

1回で何とかしようと思うと、結局何もできなくなります。

子どもが動くまで何度でも働きかけ続ける、と考えてください。

 

 

⑥子どもに嫌われたくない親

 

 

今は親子の会話ができる、一緒に外食くらいは行ける、という親に多いケースです。

 

今の関係を壊したくないと思い、嫌われそうな言動ができません。

ついつい子どもの顔色を見てしまいます。

 

ですが子どもを動かすには、時には嫌がられるようなこともしなければなりません。

 

これまでの支援経験から言うと、親子の仲が悪くなっても一時的です。

最後まで動かしきって、子どもの新しい生活が安定すると、元の関係以上に戻ります。

 

子どもに嫌われても、一時的なものですから、気にしないようにしましょう。

何より大切なのは、子どものこれからの人生です。

今の関係を壊してでも、親としてやるべきことがあるはずです。

 

親として、時には嫌われるような言動も、恐れずにしていただきたいと思います。

 

 

⑦子どものNOを怖がる親

 

 

子どもから拒否されること、NOと言われることを、怖がる親がいます。

 

NOを言われるのではと、何もできずにいます。

または1回のNOでひるんでしまい、次の働きかけができません。

 

ですが子どもを動かすには、100%うまくいく方法はありませんし、何度も働きかける必要があります。

NOを避けては通れないのです。

 

親が頭に入れておくべき、2つのことがあります。

 

1つ目は、「100%のNOはない」ということです。

口ではNOと言いながらも、心の中では少しYESの部分があるものです。

 

例えば「家から出なさい」にNOとは言っても、本当はそうしなければならないという気持ちも実はあります。

何度も働きかけて、NOの中のYESをふくらませ、最後はYESと言ってもらうのです。

 

2つ目は、「わざとNOを言わせるやり方がある」ということです。

 

YESを言いそうな提案を最後に取っておき、それまではNOを言いそうな提案をわざとするのです。

子どももそれまでNOを繰り返した手前、YESを言う場合があります。

 

実際このやり方でうまくいくケースは多く、3回くらいはNOを言わせる必要があります。

ですが親がNOを恐れていると、このやり方が使えません。

 

最後に1回のYESを言ってもらえばいいのです。

それまでのNOは恐れず、「言わせよう」というくらいの気持ちでいてください。

 

 

⑧就労だけを追い求める親

 

 

昔と「仕事」の質が変わり、最近は面白くない仕事が増えました。

つまらない気持ちで、時には嫌な思いをしながら、我慢して働くことになります。

 

そうやってお金は稼げますが、子ども世代は、そこに喜びを見出せません。

彼らの多くは物欲が低く、将来の不安を聞くと「貧困より孤独」と答えたりします。

 

親世代と違い、仕事が幸せにつながらないのです。

 

その違いを知らずに、とにかく仕事を、と言う親がいます。

仕事につながる最短の道へ動かそうとします。

 

親は就労のことを考え、子どもは自分の人生を考えています。

その先に幸せな人生のイメージが持てないまま、働く気にはならないでしょう。

 

まず仕事、という考え方をやめてください。

わが子にとっての幸せを考え、その方向に動かしましょう。

 

「働け」ではなく「幸せになれ」を、子どもに伝えていただきたいと思います。

 

 

⑨子どもの意見を尊重しようとする親

 

 

子どもを動かせない親で一番多いのが、このパターンです。

 

こちらが何かをすすめても、「子どもに聞いてから」と答えます。

子どもが嫌がれば、「今回はあきらめます」と言われます。

 

前半でお伝えしたとおり、子どもの意志はそこまでしっかりしたものではありません。

ニートや引きこもってから何年も過ぎると、自分で動きだせる人は少ないのです。

親が動かすしかありません。

 

それでも、子どもがその気になるのを待つ親が、本当にたくさんいます。

「本人がその気にならなければ、どうしようもない」と思っています。

 

繰り返しになりますが、時代は変わりました。

親が動かしても、結果につながります。

 

実際に親に動かされて私たちの所へ来た人たちの言葉を紹介します。

 

「引きこもって最初は悩んだけど、1年くらいすると何も考えないようにしていた」

「自分ではどうにもできなかったと思う」

「あのままもっと何年も過ぎていたかもしれない」

「自分に自信がないので、自分で決めるのは怖かった」

「決断してくれた親に、今は感謝している」

 

最初はしぶしぶだった彼らですが、自立して卒業という段階になると、こう言ってくれるのです。

 

「親は何もしてくれなかった」

子どもの意志を尊重し、自分で動き出すのを待っていた親のことを、こう評する人もいます。

実はもっと親に働きかけてもらいたかったのです。

 

子どもの意志を尊重しないことは、確かにいいとは言えません。

ですが何もせずただ待つことも、やはりいいとは言えないのではないでしょうか。

 

どちらも同じなら、子どもが少しでも早く先に進める方がいいと思います。

 

子どもの人生のために、親が必要だと思うことを押し付ける。

それもまた、大切な親の役割に違いありません。

 

 

⑩問題を先送りする癖がついている親

 

 

ここまで、9つのパターンをあげました。

このどれにも当てはまらないのに、何となく動かす決断ができない親がいます。

 

これが理由でやりません、というはっきりしたものは思いつかない。

なのに、決めるのはまた今度にしよう、となってしまう。

 

これは、癖としか言いようがありません。

 

この癖は一度つくとなかなか抜けず、癖の自覚もありません。

子どもの問題が長期化している親や、講演会や勉強会などに何度も参加する親に多くいます。

 

自分はこのパターンかもと思ったら、この文章を読んだ今日、まず行動しましょう。

何となく先送りにしても、ニート引きこもりがどんどん長期化していくだけです。

 

 

さいごに

 

 

今回紹介した10のパターンは、どれも「そこに留まっていても仕方がないですよ」というものばかりです。

 

子どもを動かせないその理由の多くは、子どもではなく、親の心の中にあります。

 

まずは親自身が自分の心を見つめてください。

どれかのパターンに当てはまっていないか、考えてください。

 

子どもの自立の問題とは、親の自立の問題でもあります。

まず親が自ら立ち、親として子どもを動かしましょう。

 

親が一歩踏み出すかどうかで、子どものこれからの未来が変わっていくのです。

 

 


 

 

まとめ

 

 

親が子どもを動かせば、問題が解決する

 

 

ここ数年で、親が子どもを動かすケースが増えました。

しぶしぶ、または半ばあきらめて支援を受け始めても、自立などに結びつきます。

親の意志で動かしても結果が出るのは、2つの理由があります。

 

1つ目は、子ども自身が動き出せないことです。

今のような状況から抜け出した経験も、仕事の知識もそんなにありません。

また何もせず1年もたつとどんどん動きづらくなるため、親が動かすしかないのです。

 

2つ目は、人手不足で就労しやすい時代になったことです。

以前なら通用しなかったような人でも、今は会社が受け入れてくれます。

親が動かしてでも社会に出せば、何とかなっていく時代なのです。

 

さっさと子どもを動かす親と長期化させる親の、二極化が進んでいます。

この違いは、子どもの問題の大きさより、親の対応の違いから生まれています。

まず親が「自分が動かす」と決断することが大切です。

 

動かす方向は、就労や人間関係の訓練、第三者にゆだねるなど、子どもの状況で変わります。

ここを間違えている方もかなりいらっしゃいます。

方向を決めるには、支援経験者の客観的な意見を一度聞くことをお勧めします。

 

動かす方向がバラバラですので、「こうすれば動く」という決まったやり方はありません。

ただ、方向が間違っていないのに動かしきれない親には、パターンがあります。

どれか1つでもあてはまれば、「子どもを動かせない親」です。

 

 

子どもを動かせない親、10のパターン

 

 

①小さな目標を立てる親

小さな目標のクリアを積み重ねるのは、どうしても時間がかかります。

小さい部分ばかりを見ていると、本来の大きな目標からズレている場合もあります。

「親子の会話」などではなく、「家から出す」くらいの大きな目標を立てましょう。

 

②自分だけで何とかしようとする親

「親である自分が何とかしたい」と、第三者の介入を嫌がる親です。

親のやり方が合うとは限りませんので、やるなら長くても2年までにしてください。

2年を過ぎたら、「親が」にこだわらず、第三者の力を借りましょう。

 

③夫婦の意見が一致しなければいけないと思う親

ご夫婦そろって子どもの問題に向かう方がいいのは確かですが、難しい場合もあります。

父か母のどちらかだけでも、子どもを動かすことはできます。

夫婦の話し合いに時間をかけるより、「自分だけで動かす」と早く決断しましょう。

 

④心配しすぎてしまう親

子どもをいざ動かそうとすると、色々と気になり、心配になってしまう親です。

100%成功する、何の心配もないやり方はありません。

目先の細かいことより、「5年後このままだったら」という大きな心配をしましょう。

 

⑤1回の働きかけで何とかしようとする親

引きこもって何年もたつ子どもを動かすには、何度も働きかける必要があります。

1回で何とかできる働きかけの方法を探していると、結局何もできなくなります。

そんな魔法はないのですから、子どもが動くまで何度でも働きかけ続ける、と考えましょう。

 

⑥子どもに嫌われたくない親

親子の会話もできるなどの状況にあり、子どもに嫌われそうな言動ができない親です。

親子仲が悪くなっても一時的で、子どもが安定すると、元の関係以上に戻ります。

嫌われることを恐れず、親として、すべき言動をきちんとしていきましょう。

 

⑦子どものNOを怖がる親

子どもからの拒否やNOの言葉を怖がり、何もできなくなっている親です。

「100%のNOはない」「わざとNOを言わせるやり方がある」の2つを頭に入れてください。

最後の1回のYESまで、NOは言わせようというくらいの気持ちでいましょう。

 

⑧就労だけを追い求める親

時代による仕事内容や仕事への考え方の変化を知らず、とにかく仕事をと言う親です。

仕事が幸せにつながる時代ではなく、幸せな人生のイメージなしに子どもは動きません。

「働け」ではなく「幸せになれ」を子どもに伝え、その方向に動かしましょう。

 

⑨子どもの意見を尊重しようとする親

子どもがその気になるのを待ち、何かするにも「子どもに聞いてから」と答える親です。

親に動かされた人たちに聞くと、自分ではどうしようもなかったと、親に感謝しています。

子どもの人生のために、少しでも早く前に進むことを考えて決断しましょう。

 

⑩問題を先送りする癖がついている親

9つのパターンのどれにも当てはまらないのに、決断はまた今度、と先送りしてしまう親です。

これは癖としか言いようがなく、理由もないのにただ子どもの問題が長期化していきます。

自分はこのパターンかもと思ったら、今日まず何かすることから始めしましょう。

 

子どもを動かせない理由の多くは、子どもではなく、親の心の中にあります。

10のパターンのどれか1つにでも当てはまらないか、自分を見つめてください。

まず親が自立し、一歩踏み出すかどうかで、子どもの未来が変わっていくのです。

 

 

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