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【働けなかった僕たちの本音】卒業生Cくん(29)「戻っても同じ事になると感じたので・・・」

2018年6月11日

 

ひきこもり・ニートの若者講演会「働けなかった僕たちの本音」を行徳センターにて開催しました。

 

講演会に参加した若者から、今回は卒業生Cくんの話を抜粋しました。

 

C君はアメリカの大学で不登校になり、ニュースタートへ。

2年半の寮生活を送りました。

コンビニのアルバイトは、5年半続いています。

 

 

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――引きこもった理由を教えてください。

 

昔からおとなしい性格で、コミュニケーションもそんなに得意ではなくて。

大学まではアメリカの大学に行ったんですけど。

宿題の量が多くて、自分はあまり喋らないんで宿題の助けを求めたりという事もあまりしなくて。

成績が悪くなって(大学を)中退して、家に戻ってニートになりました。

 

――アメリカと日本では環境とかが違うと思いますけど、アメリカにもニートや引きこもりの若者が立ち直るプログラムとかはあるんですか?

 

あるとは思うんですけど、日本ほどは多くない様な気がします。

 

――アメリカでは、周りの人との競争という点ではどうですか?

 

日本よりは競争社会なんで・・・

 

――その当時、親から何か言われましたか?

 

家にいる時は、毎晩の様に母親に「今後これからどうするの」と言われ続けたり、大学に戻る事を勧められたりしました。

 

――自分の中で大学に戻るという選択肢がなかったのは、何か理由がありますか。

 

戻っても、また勉強が弱くて、同じ事になると感じたので・・・

 

――親に毎晩「どうするの」と言われて、喧嘩にはなりませんでしたか?

 

自分がおとなしくて親にもあまり言い返せなかったので、喧嘩にはならなかったです。

 

――ニュースタートに来たきっかけを教えてください。

 

大学を中退してアメリカにある実家に戻って。

毎晩の様に母親に「これからどうするの?」と言われて。


母親が、何年も前にあったニュースタートの若者自立塾(現在の集中訓練プログラム)という3ヶ月のプログラムの事をTVで見かけて。

「若者自立塾に行かない?」と母親に勧められました。

 

最初はあまり行く気はしなかったんですけど。

期限を決められて、「この期限までに大学に戻るか、ニュースタートの若者自立塾に行くか決めなさい」と言われました。

自分も毎晩の様に聞かれるのは嫌になっていて、大学は中退するつもりでいたので、若者自立塾に参加する事にしました。

 

――アメリカと日本は距離がありますが、不安はありましたか?

 

中学は日本だったんですけど、高校と大学がアメリカで。

ずっとアメリカの生活で、久しぶりに日本に行くと何か変わるかなという期待はありました。

 

――大学か自立塾かと言われたそうですが、バイトという選択肢もありましたよね。

働く事に対するハードルは感じましたか?

 

ニートの生活からいきなり働くというのは、生活リズムとかもあるので、ちょっとハードルが高かったです。

 

――今の生活について教えてください。

 

自分はニュースタートが結構長くて。

ニュースタートに来たのが8年前で。

最初の2年間は普通に寮で料理当番とかのシフトをしながら生活をしていました。


2年位経った時に、親に「もうニュースタートの家賃払わないから、バイトでも見つけなさい」と言われて。

焦ってバイト探しをしたところ、コンビニのバイトが見つかって。

それから5年半、そのコンビニでずっと働いています。

 

――ニュースタートで印象的だった事は何ですか?

 

最初の2年間の寮生活の時に、今はないんですけど、千葉県茂原市長南町に寮があって。

農業体験とか出来るところで。

合計2ヶ月ぐらい、農業体験しながら居たんですけど。

そこでの生活が印象に残りました。

 

―――コンビニで5年半という事なんですけど、新たにやってみたい事はありますか?

 

ずっとコンビニは嫌なので、新しい仕事をいつかは見つけたいとは思っています。

 

――興味ある分野などはありますか?

 

コンビニで働く前に、3ヶ月間Webデザイナーの教室に通っていたので。

Webデザインにちょっと興味があります。





 

 

 

C君は、現在に至るまで、安定した生活を送っています。

こういった講演会に出てくれるなど、ニュースタートとの関わりも続けてくれています。

少しずつ、「次」を意識しているようですね。

 

  

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